Naoko Serino

芹野直子

九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業。作品の素材にはジュートを使用。撚りが解れた紐の先端に太陽の光が透過された繊維の美しさに感動した時からジュートに惹かれたことをきっかけに、その自然の色で制作している。未紡糸の繊維を使用することで、表現の可能性が広がり、導かれ、光と空気を含む表現が生まれている。内側に蓄積、凝縮されたちからが外側へ向かう時の一瞬のエネルギーに興味があり、生物が輝きを放つ美しさの瞬間に触発された心象風景を”カタチ”にしている。これまでに世界各国にて作品が展示されているほか、シカゴ美術館などに作品が収蔵されている。主な受賞歴として、2008年第10回 KAJIMA彫刻コンクール 銀賞受賞(東京)など。

generating-4, 2022

芹野直子 , generating-4, 2022
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